こんにちは、赤ペソ先生(@spinf60 )です。
人生についてずいぶん前から考えていることがあるんです。それは……
順番が全てなんじゃないか?と。
順番が全て?
仕事でも家庭でも、やることはたくさんありますよね?
会社では……営業に行くからアポイントを取らなくちゃいけないな。そういえば見積も作らなくちゃいけなかったんだ。会議のプレゼンの資料も作らなきゃだし、部下の指導やスケジュール調整も、なんでこんなに仕事が多いんだろ、あー頭痛い。
家庭では……食器洗わなくっちゃ♪今日の晩御飯……何にしようかなぁ……と思ったら洗濯機止まったから洗濯物干さなくちゃ。あれ?台所洗剤もう無かったっけ?そういえば子どもの行事予定いつだったかな?見たいドラマもあるし、友達とランチのスケジュール決めないと……あー頭痛い。
なんて具合に毎日毎日やることが多くて『やっと終わったーーーー』と思っても、すぐにまた次のやることがやってくる。
やることリストなんかをつくっても、次から次にやることが発生して、いつまでたっても終わりが見えないんですよ。
そんな時思ったわけ。
『なんかもっとイイやり方があるんじゃないのかな?』
『全てをスルスル~っと解決していく、最初の一手が存在するんじゃないか?』ってね。
つまり、最初にやるのはコレ、次ににやるべきなのはコレ、という感じですべての物事に最善の順番があるんじゃないか?って。
ちまたによくある仕事術では、やれマルチタスクだのTODOリストを作れだの言うわけですよ。
ただそれさえもちょっと怪しいんじゃない?と思ってシングルタスクに挑戦してみたり、時間管理術のポモドーロテクニックをやってみたりしているわけです。
で、上のリンクにあるシングルタスクの記事を書いている時に、Amazonでシングルタスクに関連する本がないかと思って調べている最中に見つけたのが、今回紹介する『ワン・シング(一点集中がもたらす驚きの効果)』とういう本です。
『ワン・シング(一点集中がもたらす驚きの効果)』
Amazonのページ(なか見検索)で本文を少し見ることができるので、ぜひ見てください。なかなかいいから。
そのAmazonで公開されている部分からの引用
立っているドミノは、それぞれが少量の位置エネルギーを持っている。ドミノの数が増えれば、それだけ位置エネルギーも蓄積される。十分な数が並べば、軽く弾いただけで驚くべきパワーに満ちた連鎖反応が起きる。
適切な一つのものを動かすと、多くのものを倒すことができる。そしてそれだけではない。ドミノ倒しは多くのものを倒すだけではなく、より大きなものを倒すことができるのだ。
そうそうコレコレ!!ドミノ倒し!!わたしが考えてたのはコレですわ!
最初に「ポン」と弾けば、後は勝手に進んでいく。
本文に書かれていますがドミノのパワーは偉大で、2001年にサンフランシスコの物理学者が8枚のドミノを使った実験を行っています。
1枚目は5cmほどのドミノ。2枚目以降は前のドミノの1.5倍の大きさで徐々に大きくしたドミノ(8枚目はおよそ85cm)を並べて倒したところ、1枚目を倒して間もなく8枚目も倒れたと。
これをそのままどんどん続けていくと、10枚目のドミノは2m近く。18枚目はピサの斜塔に匹敵する高さ。23枚目のドミノはエッフェル塔よりも高くなり、31枚目でエベレストを超え、57枚目には月に到達するんだって……。マジですか……。最初は小さな力でも上手く伝わることで月まで届くようなドミノを倒せる力になると。
重要なのは、順番と、最初の一手!
物事をうまく倒れる順番に並べて、最初の一つを軽く押すだけで月に届くような偉大なことだって出来るんじゃない?ってね。
カバーには、こうも書いてある。
やるべきことは、常に「1つ」だ!
まとめ
この本、本当に面白い。
凡百のビジネス書を買うぐらいだったらこの本買ったほうが良いです(笑)
仕事での成功だけでなく私生活で気をつけることも書かれていて気が利いてる。あとコレすごく重要なんだけど、めちゃくちゃ読みやすい(笑)
文字と行間のスペースも適度だし、ゆるい挿絵もいい感じ。大事なところに線を引かなくても、最初から赤線が引かれているというおせっかいすぎるほどの気の効きぐあい(笑)抜群です。
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~