仕事術で『マルチタスク』ってよく聞くけど、懐疑的ですわ。
こんにちは。超絶疑り深い男、赤ペソ先生(@spinf60 )です。
マルチタスクとは?
パソコンでの作業や仕事のやり方においてマルチタスクという言葉がよく使われます。
マルチタスク (Multi Tasking) は、コンピュータにおいて複数のタスク(プロセス)を切り替えて実行できるシステムのことである。マルチプログラミング、マルチプロセスともいう。逆に、同時に一つのタスクしか実行できない方式をシングルタスクという。
スゴーくざっくり言うと同時進行で複数の仕事を処理する能力といったところ。
パソコンで言うと、わたしがキーボードで文章を入力している画面のうしろで音楽再生したり、動画の変換処理したり同時にできるってことです。
仕事でも確かに同時進行で複数の仕事をバリバリと処理できる人っていますよね。いるんですよ確かに。
そんな人に憧れる人のために、こういう本も出ていたりします。
一気に10の仕事をこなす! マルチタスク・ワーキングのすすめ (アスカビジネス)
けどわたしは思うんです。
体はひとつしか無いんだから、シングルタスクでいいんじゃない?と。
シングルタスクとは
マルチタスクの引用のところにもありましたが、同時に一つのタスクしか実行できない方式をシングルタスクと言います。
この文章だけ見ると
- シングルタスクって、なんか使えないやつっぽい
- マルチタスクの方が有能そう
とイメージしてしまいます。みなさんはどうですか?
けどよく考えてみると……人間は基本的にシングルタスクなんじゃないかなと。
脳内はマルチタスクにできるかもしれないけれど
考え事をする時や、なにかアイデアが思い浮かぶ時にはマルチタスクかもしれない。
私もこの記事を書いている最中に、別記事のアイデアが思いついたり、買わなくちゃいけないものを突然思いついたりしました。
データを処理するパソコンは実体のない活動なのでマルチタスクが得意なのかもしれない。人間の脳内も同じような感じだよね。
けど私達が何かをしようとした時、考えただけでは実現できませんよね。
実際に体を動かして行動しないと実現しない。
ブログ記事も、考えただけで文章化してくれるシステムを誰か構築してくれ。タイピングが早くてもやっぱりそれなりに時間かかるし、考えをまとめるのにも時間がかかる。
ともかく実際にキーボードを叩いて文章を入力したり、電話をかけてアポイントをとったり、誰かに会いに行ったりというアクションはシングルタスクですよね?
だって、それをやっている時に他のことは出来ないんです。
同時進行したいと思っても、そのタスクが終了しないことには次のタスク出来ませんよね。
余談ですが、運転しながらの携帯電話。
ハンズフリーを使えば運転しながら通話できるのでマルチタスクに見えますが、注意力が分散してて本当に危険なのでやめて欲しいです。
実際問題、一つの仕事に集中していたら他の事は処理できないと思うんだよね。
と思って調べていたら、こんな記事がありました。
実はマルチタスクは生産性を最大40%も下げてしまうという結果に! そもそも人間は2つ以上のことを同時にできないようになっているので、”マルチタスク”という呼び方自体間違っているそうです。
こちらの記事に
電話をしながら他の人へメールを書いている時など、実は認識できているのはどちらか一つのタスクのみ。
と書かれているように、さっきの運転中の携帯電話と同じでどこか集中力を欠いるんですよ。
そんなわけで、私はアンチマルチタスク派です。
一つのことを確実に処理していく。それを繰り返していくことで、スピードが上がっていくと思っています。
まとめ
重要なのは今取り組んでいる一つの物事に集中して処理していくことなんじゃない?
マルチタスクで仕事をしているように見えてる人って、実はシングタスクを次々と高速で処理している事でマルチタスクに見えているんじゃないかな?とわたしは思っています。
わたしはシングルタスクも遅い人間ですけど、集中して作業したい時にはポモドーロテクニックをやっています。
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~