被災地に千羽鶴はいらない!『善意の押し売り』だと思うのだ

senbaduru

震災が発生するたび

『千羽鶴いらない』

という話題が出るようになってきたね。

 

こんにちは、赤ペソ先生(@spinf60 )です。

2011年の東日本大震災時に見た記憶があるので、2016年に発生した熊本地震時には『もうこの話題を見ることは無いだろう……』と思ってたら、また同じ話題を見ることになるとは……

 

祈りたいという送り手の気持ちも、邪魔だという送られた方の気持ちもわかる。

ただ……わたしは……ぶっちゃけ、いらないと思う。

 

そもそも千羽鶴って何のためのものか?

千羽鶴(せんばづる)は、最も有名な折り紙である折り鶴を1000羽作り、糸などで綴じて束ねたもの。長寿のシンボルでもある折り鶴を1000羽折ることで、病気快癒・長寿がかなうという俗信があり、入院者への贈り物などとしてよく用いられる。

病気で入院している人の回復や、長寿を祈って折られたのが始まり。

わたし自身が高校生時代に骨折で入院した時は同級生や後輩から千羽鶴もらった気がするな。

自分の知っている人が回復を祈って千羽鶴を折ってくれたのは確かに嬉しい。早く良くなってねて気持ちがわかるから。

ただ、元は健康を祈るための千羽鶴を被災地に送るのは、なんかちょっと違う気がするんだよね。

 

広島では10tもの折鶴がゴミになって捨てられている

毎年、世界中から送られてくる折鶴の量、そしてその行方をご存知ですか?

年間10t以上になる平和を願う象徴の「おりづる」が結果的に環境問題としてのゴミを生み出していること。それにもまして、人々の純粋な心が行き場のないまま、年4回・1億円をかけて燃やされてしまうこと。多くの税金をかけて処分しなくても、再生利用し新たな形で人々の大いに答えれるのではないか…

 

上記引用文は、NPOおりづる広島という団体のホームページからです。

広島には毎年10tもの折鶴が届き、それが結果的にゴミになり、1億円もの税金を投入して処分されていることにショックを受け、「おりづる再生プロジェクト」として折り鶴を再生紙として利用する活動をされています。

このような団体が存在しないかぎり折鶴は、処理の都合上ゴミになっているんです。

被災地では震災関連のゴミが毎日大量に発生して、ごみ収集・処理が追いつかない状況です。再生できる余裕なんて無いことは想像できます。

被災者の心にも・施設の処理能力にも余裕なんて無い状況下で、結果的にごみになってしまうものを送るのは、やっぱり遠慮したほうがいいんじゃないかな?

被災地の人を思って折られた折鶴がごみになるのは本当に残念なんだけど……。

いや、ちょっと待って。そもそも、本当に被災地の人のことを思って折ってるのかな?

 

折鶴を送る人は本当に被災者のことを考えているのか?

そもそもの話だけど、千羽鶴を折って送る人は本当に被災者のことを考えているんだろうか?

エコキャップ運動にも似た印象を持っているんだけど『困っている人のために何かしてあげたい、ボランティアしたいけど実際には行けないから何か送りたい』という気持ちだけが先走ってるんじゃない?

 

ちょっと自分が被災したと想像してみて……。

 

食料も満足に届かない……服も無い……避難所暮らしで住む場所もプライバシーも無い……という状況。

「服が無い」といっても、古着屋さんで売ってるわけじゃないどこの誰だかわからない個人からの古着をもらって嬉しいかな?あなただったら着れる?

『みんなの気持ちが込められた折鶴です!飾って下さい!!』って送られてきて、本当にそれを喜べるかな?どこに飾るんだろう。

完全に押し売りじゃないかと思うんだよね。善意の押し売り。

折鶴を送るという善意は空回りするだけだから、『コンビニで買い物したお釣りを募金箱に投入する』くらいでいいんじゃないか?と わたしは思うよ。
それくらいのゆるい応援でいいんじゃないの?

思いを込めすぎて『善意が裏切られた!憎い!』って悪意に変わるぐらいならね。

 

ま、そろそろ折鶴を贈るという風習を、考えなおすべき時期が来ているんじゃないかと思うけどね。

 

まとめ

個人あてに『◯◯さんを思って折りました!』と送られてきたものだったら、たぶん嬉しいと思うんだよ。

けど、不特定多数が不特定多数に送るから、誰に届いているかわからないものを喜べないと思うんだよね

そんな中こんなつぶやきがありました

「いらない」と言い放ってしまうのは簡単だけど、送った人からすると、確かに『ムカッ』とすると思う。

そんな時「まだ早い」って表現はイイね。わたしももっといい表現できるようしなくちゃね。

最後までご覧いただきありがとうございます。

またどこかの備忘録で(^_^)/~

この記事を書いた人

赤ペソ先生

赤ペソ先生

とにかく仕事をしたくないオッサンです。自分の好きなペースで働きたいので、契約社員+在宅ワークの複業で生計を立てています。#今日の買物 ヤギと昼寝が大好き。

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