白色申告は本当にメリットが無いのか調べてみた

  • ブックマーク


shinkoku

こんにちは。個人事業主の赤ペソ先生(@spinf60 )です。

毎年2月16日~3月15日は確定申告ですね。

 

個人事業主として初めての確定申告は青?白どっちがいいの?

わたしは2014年に正社員を辞めて職安に通っていたので、翌年の確定申告はすっごく簡単でした。

収入がありませんでしたからね(;´Д`)

 

しかし……2015年に税務署へ『個人事業主の届け』を出したので、今回はガッツリ確定申告しなければいけません。

契約社員+バイトで日々生活しているので、個人事業主と言うより、フリーランスと言ったほうが正しいかもしれない。

 

とにかく本格的な確定申告は今回が初めてなんです。

 

4月に個人事業主の申請をしたんですが……

『3月15日までに申告しなければ青色申告できない』ということを知らなかったので、今回は白色申告です。

 

わたしとしては最初の1年はがんばって働くつもりがありませんでした。

とりあえず確定申告に慣れるため『最初は白色でいいや~』と思っていたのでちょうどよかったんですが、確定申告……とうか、白色申告について調べれば調べるほど、わからないことが出てきたんです。

それは……今回の記事タイトルにも書いてあるとおり。

本当に白色申告にはメリットが無いのか?

ということです。

 

白色申告にメリットは無いのか?

no title

ネットをいくら調べても

青色申告がお得ですよ

という情報しか出てこない。

 

それはわかりました。

わかったけど、わたしは白で申告したいんです(笑)

白のメリットを教えてほしい。

上にに貼ったリンクinQupでは青色申告のメリットとして以下のようにあげています。白色は特に無かった(-_-;)

  • 65万円の特別控除が受けられる(簡易的なものなら10万円)
  • 赤字を3年間繰り越せる
  • 家族への給与が全額必要経費
  • 30万未満の減価償却資産が一括経費にできる
  • 自宅をオフィスにすると、家賃や電気代の一部も経費に

自宅をオフィスにして経費にする事に関しては、ぶっちゃけ白でも可能だし、家族への給与に関しては、1人で仕事しているフリーランスの人には関係ないですよね?

 

ちなみにネットの海をさまよっていたら、フリーランス1年目で白色申告をする人向けた、イイカンジの情報を見つけたのでリンクを貼っておきます。


わたしのざっくりとした感想としては……

収入がめちゃくちゃ少ない人は白色でいいんじゃないかと思う。

 

参考図書

さてここで、白色申告に役立ちそうな書籍を購入したので紹介。

タイトルだけ見ると非常にあやしい本ですけど大丈夫です(笑)


この本はサラリーマン向けでは無く、個人事業主。特に白色申告の人向けの本です。

「あらゆる領収書」と書いてありますが、実際は事業に関連付けされたあらゆる領収書という意味です。

 

わたしが考える白色申告のメリット

白色申告のメリットというよりは、白色申告にしたほうが良い人について考えます。

 

借金が無い人は白色申告で良い

飲食店などの店舗経営の場合、借金をして改装工事しますよね?

そういった人は青色申告にしたほうが良いと思う。

 

青色申告ならば借金を3年繰り越せるので、店舗の改装などにかかった借金を1年で回収できないのならば、ゼッタイ青色がいいと思う。65万円の控除も魅力的。

 

ただ……わたしのように自宅でパソコンに向かって仕事をしている人

借金も無いし経費もほとんどかからないようなフリーランスの人は白で良いと思う。

 

記帳が簡単

家計簿と同じような感じで良いという意見が多数。

コレに関しては青色申告の簡易帳簿も同じだけど。

 

税理士を必要としない

クラウド会計ソフトで解決します。

、記帳が難しくなると税理士に相談が必要になるようです。

 

わたしの住むところには近所に税理士がいないので遠くまで出かけなければいけないのです。

最近は無料で税理士を紹介してくれるサービスもあるみたいなので、税理士が必要な場合は問い合わせてみると良いかも。

何度でも<無料で>税理士をご紹介!!【税理士ドットコム】

 

プライベートの費用を経費にできる

先の著書に書いてありますが、事業に関連付けることが出来れば、あらゆる領収書が経費にできるわけです。

自分の生活に関する費用や、プライベートに関する費用を、事業の経費として落とすのです。そうすればいくら経費を増やしたとしても、自分の手元のお金が減るわけではありませんよね?税金だけが減るのです。

帳簿の面で言えば白色申告と同じで青色申告の簡易帳簿は10万控除されるのだけど、それだったら自分の必要な物を購入して経費として計上すればいいんじゃないの?青色でも同じかもしれないけど。

白色申告なら10万以下は経費経費として計上できるから……

例えば通信機器としてiPhone、プレゼンや記事執筆用としてiPadを購入したとします。業務と実際個人でも使うので比率(按分)を50%とかにすればいいでしょ?

もちろん仕事でしか使わないのなら100%でもいいけどね。

 

給与所得者なら、最低65万の所得控除あり

これに関しては特殊な例になるかもしれないんですが……

わたしは契約社員・バイト・フリーランスを掛け持ちしています。

収入は契約社員>バイト>(越えられない壁(笑))>フリーランスです(-_-;)

 

税理士さんの無料相談階で確認したところ、給与として支払われているものは経費控除できないのですが、支給された額から最低65万控除されるそうです。

フリーランスの経費と完全に分ける必要がありますが、65万っていえば、青色控除と同額なので、バイト・契約社員などの給与所得がある仕事と、フリーランスを兼業にしておけば最強じゃないでしょうか。

 

課税所得が多くないと青色申告の複式簿記はメリットがない

こちらの記事で計算されているのですが、課税所得が多い場合は青色の複式簿記でメリットが有るようなんですが、所得が少ない場合はメリットがないそうです。

 

わたしが白色申告をするために契約したクラウド会計ソフト

白色申告なら家計簿ソフトでも大丈夫と聞いたんですが、白色申告対応と書かれてないとやっぱり不安じゃないですか。

そんなわけで個人事業主の申請をした際にクラウド会計ソフトを契約しました。

店頭で売られている箱に入った会計ソフトだと、Windowsで使えてもMacでは使えないので、ブラウザから入力できるクラウド会計ソフトが本当に便利です。

あと……これ本当に大事だから言っておくけど、Excelとかで作った会計データをパソコンに保存しておくと、パソコン壊れた時に見れなくなるから、絶対にクラウドタイプにしておいたほうが良いです。

 

インターネット上で会計データを入力するクラウド会計ソフトというのは色々あります。

主なところでは次の3つ。

このなかでわたしは、やよいの白色申告 オンライン
を選びました

 

なぜ『やよいの白色申告』を選んだのか

1.知名度

最近ではfreeeやMFクラウドというソフトが人気があります。

けど……オッサンにとっては、会計ソフトといえば弥生なのです。

事実、クラウド会計ソフトのシェアNo.1は『やよいのオンライン』です

あと、白色を全面に押し出してるいさぎよさも大好きです(笑)

 

2.初年度無料

これはかなり重要!

フリーランスの初年度ってお金がないです(笑)

 

各社の料金プランを表にしてみます。

freee MFクラウド
やよいの白色申告 オンライン
プラン名 個人事業主プラン ベーシックプラン ベーシックプラン セルフ

フリープラン

月額プラン 980円 800円
年額プラン 9,800円 8,800円 8,640円 4,860円

無料

キャンペーン 3ヶ月間無料 30日間無料 初年度は4,320円 初年度は

無料

基本的なプランを年契約すると、どこも大体9,000円前後で同じくらいですよね。

 

会計ソフトは年間通して使うので月額プランが必要なのかと思うのですが、わたしの場合1年目ということもあり取引も特に無いし、確定申告についても自力で勉強したかったので、セルフプランを選びました。

 

セルフプランは電話サポートとかありませんよ!甘えんじゃないよ(笑)

その代わりめっちゃ安いです。

 

セルフプランだと 4,860円で、他のプランの半分とお値段なのに初年度無料!

 

【追記:2016/12/26】

やよいの白色申告オンラインのセルフプランが、『フリープラン』に名前を変えて、な、なんと永年無料になりました(*_*)

自分で入力する人は、やよいの白色申告でいいんじゃないでしょうか……【関連記事】
やよいの白色申告が永年無料化?!いくらなんでも神すぎる

 

試しに入力してますが、うちの経費ガソリン代が多いっす(-_-;)


keihi

 

青色申告の場合、どのソフトがいいの?

ネットや書籍などでfreeeが推されているので良いのかと思ったのですが、実際にどちらも使ってみて、MFクラウドの方が良いという記事を見かけました。

わたしが仮に青色申告に変更する時は、弥生会計の青色申告にするか、MFクラウドにするかで検討したいと思います。

ちなみに、確定申告に関する情報を調べるとき、やよいは会計ソフトの老舗だけあって結構細かく書いてました。

 

まとめ

わたしのように契約社員+バイト+フリーランスとか、受託業務がメインの人はわざわざ青色にする必要はないと思う。

初年度から売上がものスゴーくありそうなところや、逆に赤字になりそうなところは青色にしておいたほうが良いんじゃないかな。

 

わたしは今回はじめて確定申告にチャレンジするので不安だらけですが、やよいの白色申告で乗りきれるのか挑戦してみたいと思います。

はじめて白色申告される方は初年度無料なので、試しに使ってみるといいですよ♪

最後までご覧いただきありがとうございます

そんなわけできょうの備忘録はここまで

またどこかの備忘録で(^_^)/~

 

  • ブックマーク

この記事を書いた人

赤ペソ先生

とにかく仕事をしたくないオッサンです。自分の好きなペースで働きたいので、契約社員+在宅ワークの複業で生計を立てています。#今日の買物 ヤギと昼寝が大好き。