こんにちは、赤ペソ先生(@spinf60 )です。
我が家には、お風呂にお湯を供給するため太陽熱温水器と灯油タイプのボイラーがあります。
わたしが住んでいる地域は九州ですが、標高500mの山奥なので雪も降るし水道管が凍結することもあります。
そんなわけで、凍結する可能性のある太陽熱温水器の水は大体11月には抜いてしまっています。
ボイラーも冬はあまり使ってないなぁ。
水温が低いから、お湯を沸かすと灯油代が結構かかるんで11月~4月は温泉に行ってます♪
ところが先日、ボイラーを使おうとしたところ困ったことになったので、調べた結果を備忘録として記録します。ホントにごく個人的な、太陽熱温水器とボイラーに関する備忘録です。
記録的な寒波で各地に大雪が降った日のこと
2016年1月23~25日にかけて、40年ぶりとも言われる記録的寒波が全国に訪れました。
私の住む地方でも、もちろん雪が降ったんです。
テレビや無線では「不要不急の外出はお控えください」というアナウンスが流れていたので、温泉に行くのをやめて家のお風呂に入ろうと思ったんですよ。
ところがボイラーのスイッチを入れたら、リモコンランプが赤く点滅してお湯が出ない………。
その日は結局あきらめて温泉に行ったんですが、このままお湯が出ないとちょっと困るわけです。ということでいろいろ調べてみた。
太陽熱温水器編
冬は凍結のおそれがあるので水を抜く必要がある。と思う。
水を抜く時
我が家の屋根に乗っている太陽熱温水器は、朝日ソーラー製でした。朝日ソーラーのQ&Aのページを確認したらボイラー接続状態での切り替え操作について書いてありました。
我が家は三方弁タイプなので 1次接続(ソーラーとボイラーの直接接続)の切替操作は? ~三方弁編~ を見る。
そこに書いてある 2.水道水を使う場合 の方法で切り替える。
ただし、このままだと温水器に水が上がった状態なのでエアー抜きバルブを開けておくことで水が抜けていく。少しずつ抜けていくので、結構時間が掛かる。
水が抜けてしまったらエアー抜きバルブを閉めたほうが良い。
水を上げる時
同ページの 1.ソーラーお湯を使う場合 を参考にする。
ただしソーラー給水バルブを開けただけだと、太陽熱温水器内部の空気が残ったままになり、ボイラーに空気が入って出が悪くなるので次の手順が良いような気がする。
- エアー抜きバルブを開ける
- ソーラー給水バルブを開いて水を出す
- 室内切り替えレバーを太陽熱温水器側(右回し)に止まるまで回す事で水が上昇
- 太陽熱温水器に水が十分に行き、エアー抜きバルブからも水が出てくる様になれば、温水器内のエアーが抜けていると考えられるので、エアー抜きバルブを閉める。
なぜエアーを抜く必要があるのかというと、次のボイラーに関連してきますが、ボイラー内に送られる水にエアーが入っていると、出が悪くなったり、出なくなったりするからです。
灯油ボイラー編
我が家のボイラーはノーリツ社製の灯油ボイラー(OX-311 YS)ですが、過去に2パターンの異常が出て動かなくなりましたので、その記録。
ちなみにノーリツの製品は、仕様書や説明書をダウンロードできます。電話番号・名前・メールアドレス・業種を登録するだけなので、簡単です。登録しておくことをおすすめします。
ただ、我が家にある商品を検索したんですが、仕様書は見つかったんですけど説明書はありませんでした。
仕様書を見ると、右下に(92.4.28)って書いてあるので、20年近く前の製品……(-_-;) それで無かったのかもしれない。
トラブル1:お湯の出が悪くなった
ボイラー内に空気が入るとお湯の量が少なくなったり、お湯が出なくなったりします。空焚き防止かな?
今回お湯が出なくなった原因は
- ボイラーに給水する水道管が凍結
- 凍結しているのを知らずにボイラーを作動させる
- ボイラー内の水を使用
- ボイラー内に水が供給されず空気混入
- お湯が出なくなる。
空気が入った場合
ボイラーのスイッチを切って、ボイラーを動作させていないない状態で給湯バルブを開いてボイラー内の水を出す。
そうする事で、ボイラー内の空気が抜けてくるので、蛇口からでる水に空気が混じったボコボコ音が出なくなったり、水流が元に戻ったならば、ボイラーのスイッチを入れてお湯を沸かせば良いと思う。
こちらの知恵袋も参考になります。
昨日から急にお湯の出が悪くなりました。(水は今まで通りに出ま… – Yahoo!知恵袋
トラブル2:灯油が無くなった
灯油の残量確認を忘れて、ボイラーに灯油が供給されなくなって止まったこともありました。
灯油タンクに灯油を入れてもボイラーはすぐには動いてくれません。ここも空気が入ってるからだろうね。
給油経路の空気を抜く
作業時はボイラーのスイッチを切っておきましょう。
うちの場合、灯油ボイラー前側のネジ(上2ヶ所)を外すと、ボイラー内部を見ることが出来ました。
ボイラー内、給油する管が繋がっている部分(画像では左下)に。空気抜きのバルブがあるのでマイナスドライバーでまわすと空気が出ていきます。
空気が抜けると、続けて灯油が出てきますので手にかかっても良いように、あらかじめゴム手袋などをしておいた方が良いと思います。
灯油が出てきたらバルブを閉めて完了。ボイラー動作。
まとめ
わたしが住む地方では、早ければ11月頃には雪が降る。12月には間違いなく降るんですよ(-_-;)
毎年繰り返すことなんだけど、うっかりして忘れることがあるので、忘れてもイイように備忘録に保管しておきます。
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~
追記:自作できないか調べてみました