なぜ今まで買わなかったのか後悔するレベル……
こんにちは。赤ペソ先生(@spinf60 )です。
わたし、小規模な田んぼを作っているんですが、今回はその田んぼの悪夢、除草についてのお話。
今まで、背負式散布機で除草剤を撒いてました
田植えのあと、1週間ほど経った頃、水田に水草が生えないように除草剤を撒く必要があります。
ちなみに2017年は雨が多くて、除草剤を撒くタイミングがつかめずにいたら、田んぼの中が草だらけになってしまい、家族総出で草取りをするという悪夢が起きました( ;´Д`)
我が家には、農薬を散布するための機械『散布機』というものがあります。
こんなかんじの商品↓
毎年、除草剤を散布する時は、粒状の除草剤をこの機械に入れ、田んぼの中を歩きながら散布していました。
けど、私も40代後半に近づきまして、デスクワークメインのため体力もないので、重たい機械を背負って作業するのが本当に憂鬱でした。
重いし、エンジンが簡単には始動しないし、田んぼの中を歩くのがめんどくさいしで、もう何もかもイヤ!
私自身今後どんどん年を取っていき、体力もなくなって行くのが簡単に予想されるので、「もっと簡単に処理できる方法がないかなぁ」と、ホームセンターに出かけたのです。
投げ込み式の除草剤を買ったら時間も労力も大幅削減になった
『去年のように草だらけで延々草を取り続け、腰が痛くなるという悪夢を繰り返さなくていい方法ないかな』と、ホームセンターコメリ内を探索していたところ、見つけました!投げ込み式の除草剤を!!
それがこちらの商品、ロータスMXジャンボ
※コメリオリジナル商品らしい。
この商品を初めて使ったんですが、本当にびっくりしました。
オブラートのようなものに包まれた薬剤を、水田に投げ込むと、すぐに溶けて水面を拡散していくんです。
ほんとに簡単すぎてビビった。
投げ込み式除草剤のメリット・デメリット
メリット
とにかく簡単
等間隔に投げ込むだけですからね。超楽チン!
うちの田んぼは中山間地域と呼ばれる山の中にあるので、一つ一つの田んぼの面積が小さいから、あぜからポンポン投げ込むだけで、除草剤散布終了しました。
今までの労力は何だったのか……
時間も労力も節約できる
今まで除草剤を散布する時はこんな感じでした。
- 除草剤と燃料を手に持ち、重い散布機を背負って田んぼに行く
- 一年近く動かしてない散布機に燃料を入れ、動くか確認(意外と始動に時間がかかる)
- 散布機では遠くまで届かないので、田んぼの中に入って汚れながら除草剤を散布
- 1〜2時間の労働
ところが投げ込みに式に変えたら、こんな風に変わりました。
- 除草剤2袋をビニール袋に入れて片手に持って田んぼに行く
- 除草剤の袋を開封して、小袋をポンポン投げ込んで行く
- 田んぼに入らなくて良いので汚れない
- 30分位の簡単な作業
まじで神ですよ。何ですか、この簡単さは。
過去にタイムスリップできるなら、田んぼ作りを引き継いだ頃の自分に教えてあげたい(笑)
散布機を背負わなくて良い
除草剤を左手に持って、右手で放り込んでいくだけなので(そのせいで写真が残っていないんですけどね)、重い散布機を背負う必要もないし、燃料の必要もない。
それどころか、散布機自体が必要ないって話です。
年に数回どころか、この除草剤を撒く時しか使ってなかったからもうお役御免です。
田舎暮らしで田んぼを作ろうと考えている方、散布機の優先順位は低いです。
デメリット
ほんのちょっとお高い
上の画像の商品、ロータスMXジャンボ 400gは一袋 3,280円
同じ商品の粒剤(散布機で撒くタイプ)水稲用除草剤 ロータスMX 1キロ粒剤 1kgは、2,980円
本当にほんのちょっとだけ……300円、高い(笑)
散布機を買って維持管理する手間を考えると、この価格差は安すぎるくらいですね。
投げ込み式除草剤散布時の注意点
濡れた手で触らない
小袋は、水に着いた瞬間にすぐに溶けます。
もし手に水がついたら、そのまま触ると薬剤がこぼれてしまうので、乾燥した手で触るようにしましょう。
水はしっかり止める
ここ数年、水草がよく伸びていたのは、水をちょろちょろかけ流していたせいだと気づいた。
(母の指示にしたがっていたがそれが間違っていた( ;´Д`))
入る水も、流れ出る水も止めて、水深を5cm以上に保って1週間はそのままにする。
2018年は水を止めている間、運良く雨も降らなかったので、きちんと除草剤が効いているみたい。
まとめ
これからは投げ込みしきの除草剤しか買わない。
倉庫の整理のため、背負式散布機も売り払うかもしれない
個人の農業はコンパクトにしていった方が良い気がする。
そんなわけできょうのブログはここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかのLogで(^_^)/~ 赤ペソ先生(@spinf60 )でした。