こんにちは。小規模農家、赤ペソ先生(@spinf60 )です。
自分の家で食べる程度の米を作っております。
2016年までは、母が田んぼの中の除草作業をしていたんですが、2017年から私がやることにしました。
ただ……ものすごくめんどくさい。
田んぼの除草がめんどくさい
稲作……というと、皆さん小学校の社会科で習ったと思いますが、水を張った田んぼに苗を植えているわけです。
その苗と苗の間にどうしても草が生えてくるんですよね。
うちの場合、田んぼを作っている面積がそれほど広く無いので、手で草を抜いてもイイんですが、粘り気のある土に足を取られるながら腰を曲げて草を抜く作業は、どう考えてもしんどいですし、めんどくさいのです。
稲を植えて一週間以内に除草剤を散布すれば多少生えにくくなるんですが、100%ではないです。
そんなわけで、草が生えてきて、今まさにめんどくささマックスですよ。
楽に除草する道具について調べてみた
ということで、あまり金額的に高くなく、作業効率アップできる道具がないか調べてみた。
たぶん、どれか買う。
水田熊手 水草とれ太
3,000円程度で購入できるので、試してみるのには最適。
腰を曲げなくても良いのが素晴らしい。
問題点があるとすれば、大規模な田んぼや、草がめっちゃ生えてるところではこれで全て除草するにはちょっと大変じゃないかなと。
アルミ水田中耕除草機
この商品はアルミ製ですが、機能的にはかなり昔から存在する製品。
うちにもフレームは木製で、回転爪が鉄の物があったんだけど、錆びてボロボロになったので処分してしまった。
使い方は簡単で、稲の株と株の間(条間)に置いて人力で押していく……というもの。
回転する爪で草を抜いたり、泥の中に埋め込んでいくみたいで、泥が撹拌されることで、草の成長を止める効果もあるっぽい。
注意点があるとすれば、稲株の間隔によって型番が違うので購入時に注意。
それから、人力でグイグイ押さなくちゃいけないので、疲れると思う。
あと、値段がちょっとお高めの2万円前後。
すいすいカッターアイガモン
エンジン式の草刈機は、歯がむき出しのため通常は水田など、水につけて草を刈ることができません。
(水を弾くし、水に弾かれて反動で切らなくていいものまで切ってしまう)
そんなエンジン式草刈機の先端につけることで、水田の中でも除草作業ができるという優れもの。
上のアルミ中耕除草機と同じで、デカイので条間にしか使えない。
ただ、畦際でも危なくないのがいいね。
値段は実売価格で、1万5千~2万円以下で、それほど高くない。
色んなレビューを見たところ
- 高出力の草刈機でないと疲れる
- 背負式の草刈機を使ったほうが良い
という意見が見られる。
泥を撹拌する際にパワーが必要なので、田んぼに水がある状態で、まだ固くない時に使うのが良さそう。
水田除草カッター
こちらも草刈機の先端につけるタイプ。
草刈機の替刃のようなイメージ。
価格は3,000程度でリーズナブル。
ただし、水の中では慣れるまで弾かれるようで、稲まで刈ってしまうという意見も多数。
ただ、アイガモンの場合は条間を進むことしかできないが、この商品は小さいので、稲株の際まで行けるのがメリットかな。
番外編
番外編として機械ではない除草についての話。
実は、ウチの田んぼにはタニシがいます。
タニシが行きていける程度の程よい田んぼです。
2017年……田植え後に田んぼを眺めてみたら、想像以上にめっちゃたくさんいるし、赤ちゃんタニシも増殖してました。
ちょっと見ただけで、おかしな量のタニシが見えまよね(笑)
拡大しちゃいますよ……
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めっちゃ増えたのでこの子達にやや期待したわけです。
タニシが草を食べてくれるなら、除草作業しなくていいかも……
と思って、2017年の田植え後には除草剤散布しなかったんですよ。
したら、予想に反して草を食べなくてね、何食って行きてるんだろうねタニシちゃんは。
大量に増えたタニシをヤフオクかメルカリに出品しようかと考えておりますよ。(水槽の苔とかを食べてくれるみたい)
割とどうでもいい話なんだけど、タニシについて調べている時に、マニアック過ぎるホームページを見つけた。
タニシが大量にいるのでどうにか有効活用できないものかと悩み中。
稲を食い散らかすというジャンボタニシのほうが、除草作業には適しているらしい。
まとめ
とりあえず、水田熊手か、カルガモン買ってみるかなぁ
替刃だけを買うという暴挙
ドウカン 『ドウカン 水草とれ太 ビッグ 替刃 DK818K』 via @amazonJP https://t.co/7KIDHdStPp
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~ 赤ペソ先生(@spinf60 )でした。