こんにちは。妄想男子、赤ペソ先生(@spinf60 )です。
時事ネタ書くと、すぐに記事が古くなるのであまり書きたくないんだけど、今回ちょっと気になったので書きます。
東京五輪関連のニュースだけど知ってる?
NHKニュースでこんなのがあったわけです。
東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会は、選手村の交流施設を作るための木材を、無償で提供する自治体を全国から公募し、大会後は東京オリンピックのレガシー=遺産として各自治体に活用してもらう取り組みを始めることになりました。
このニュースが私のFacebookにもシェアされて流れてきました。
「この国はひどいね。シェアします」
「木材をタダだと思っているのか!」
みたいな……なんというか、マイナスのオーラがすごいすごい。
ツイッターでも同じようなコメントばっかりだったわ。
わたし、これについては
木材をタダで出すんじゃなくて
オリンピックに参加していない地域も、開催前から開催後もずーっと、東京と同じようにオリンピックに参加したことを告知できる権利を買う料金
だと読んだんですよ。
つまり木材を広告料として払う代わりに、自分の自治体を告知していいよ……みたいな感じね。
反対意見が多いけど、全国約1700自治体のうち45しか選ばれないわけだから、最初に名乗り出れば宣伝に使えそう。なぜ47にしなかったのかの方を聞きたい。
東京五輪 選手村の交流施設を作る木材 全国から無償で募集 | NHKニュース https://t.co/bXvhT9R09t
— 赤ペソ先生@熊本ブロガー (@spinf60) 2017年7月26日
1,700近くある自治体の中から、45しか広告枠が無いとか考えると、プレミア感が出ますよね。
各都道府県から1自治体にすればいいのに……と思ったね。(東京で開催だから46とかでいいのか)
私が住んでいる町は杉が有名なんです。
ただ、すごくひどいこと言いますけど、杉が有名だとは言っても、隣町にある黒川温泉や、秘境のわいた温泉郷よりも断然知名度は低いと思う。
杉の知名度を上げて杉を売るためには、まず町のことを知ってもらい、そこから町の良さを知ってもらい、最終的に木に繋げなければいけないのじゃないかなと思う。
そのために今回の東京オリンピックへの無償提供はすごくいいような気がしてるんだけど……。
無償提供って書いてあるけど、林業や製材関係の人が無償で出すわけではなくて、地方自治体が木材を購入して出すんだと思うけどね。
Facebookやツイッターで不快に感じたのは
否定のコメントばっかりってこと。
ちょっとは前向きな意見を言う人が出てくるかな?と思ったけど、最初に書いたように否定的な意見ばっかり。
「ここで無償提供すると、今度は選手村で出す食料も出せとか言い出すかも」
「東京だけしか潤わないような政策には腹が立つ」
とかね……。
いや、わからんでもないけど。
もっと前向きな考え方はないのだろうか……
ちょっと思考停止しすぎてないか?
否定から入る人は思考停止してないか?
国が悪いとか、ひどいとか言っている人は完全に思考停止しているんじゃないかなと思う。
ひどいのはもう昔からわかりきったことですし(笑)、必ずしもひどいことばかりじゃないわけです。
ふるさと納税というのも国のシステムですけれど、これは商品を提供する方にも、納税する方にもメリットが有るわけでしょ?
それをちょっと一面だけ見て、ひどいだの、国はダメだのマイナス根性バリバリで愚痴るだけの人は、完全に思考停止していると思うわ。
このニュースを見て、はあちゅうさんが以前書いていたブログ記事を思い出した。
はあちゅうさんの、このパンチ力の強さ(笑)
わたしは自身が貧乏なので、貧乏人とは言わないけど
負け犬根性が染み付いているんじゃないか?
とは思うね。
そんな人達は、振り込め詐欺の抜け道を見つける能力とかを見習うといいよ。
何言ってんだこいつ……的な声が聞こえる……
振り込め詐欺犯の柔軟さ
振り込め詐欺という犯罪があります。
高齢者に電話して、お金をだまし取るやつね。
最初に断っておくけど「詐欺をやれ」って話じゃないからね。
振り込め詐欺って、すごいでしょ。
毎年騙されている認知件数がうなぎのぼりに増えてるの。
テレビや新聞、回覧板やなどでさんざん被害に気をつけて、と呼びかけをしたり対策しても、次々と新しいアイデアを出して、どんどん金を巻き上げていくという。
詐欺なので、悪いに決まってるんですが
「国はバカだ」とか「サイテーだな」とか言ってるだけの人よりは、遥かにアクティブでかなり賢いと思う。
相手の心理を読み、巧みにすり抜ける技術や柔軟さは、ちょっと見習うべきものがあると思うよ。
私ならこう考える
とりあえず、わたしなら今回のこの無償での木材提供についてこうやってみたい。
- 一番最初に名乗りをあげる。ネットニュースに取り上げられる感じで。(「え?マジで?」的な話題作り)
- 地方自治体名をどの程度の大きさで入れられるのか?等の条件の確認、運送にかかるコストは国が出すのか等を聞き出す。
- その上であまりにひどかったら「ひどいからやめますわ」と宣言する(「え?一番に名乗り出たのに前言撤回するの?マジで」的な話題づくり)
- 条件が良ければ公募に参加(ここでわざと落ちてもいいんだけど)落ちても話題になるし、受かっても話題になる。
- 選手村の壁の室内側に入れる地方自治体名をInstagramやツイッターに投稿したくなるような仕掛けをつくる
- 地方自治体名にQRコードを仕込んでいおいて、場所・観光情報を見れるサイトに誘導する(海外からの観光誘致)
- 撤去後の木材は地方にレガシーとして返してもらえるようなので、スポーツ施設があれば、宿泊施設として活用
- 地方自治体が活用できる方法を思いつかないなら、活用できそうな人・団体にオークションで売る(木材の料金はいくらか戻ってくるべ)
ざっくりこんな感じかな。
壁の中に使う木材は、ちょっと質が落ちるものでも良いと思う。
Facebookに流れていたコメントの中で大工さんが話されていたのだけど
製材されたものでも実際に自分の現場で使うとちょっと……という木材があるらしい。
見えないところはそういうのを出せばいいのだと思う。
まとめ
すぐ誰かのせいにする人は、オレオレ詐欺を見習うどころか、オレオレ詐欺に騙されても「国が悪い」とか言うんだろうなぁ
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~ 赤ペソ先生(@spinf60 )でした。