こんにちは。個人事業主の赤ペソ先生(@spinf60 )です。
だいたい家に引きこもって、めんどくさーい仕事を一人でコツコツやってます。
家で仕事をしていると、日中会社勤めをしていた時と違って、いろんな人が来ます。
配送業者だけならいいんですが、飛び込み営業と宗教の勧誘だけは ほんとに勘弁してほしい。
そんなある日、我が家に托鉢の僧侶がやってきたのです。
托鉢の僧侶がやってきた
托鉢を知らない人のために、大辞林で調べてみました。
たくはつ【托鉢】
(名)スル
〔梵 piṇḍapātika鉢の中に物を受ける意〕
①修行僧が、鉢を持って市中を歩き、他人の家の前に立って施しの米や金銭を受けて回ること。乞食。「━僧」「市中を━する」
②禅寺で食事の際、僧が鉢を持って僧堂に行くこと。 #daijirin
今からお話するのは①の方ね。
『チリンチリーン』と鐘を鳴らしながら、玄関先に僧侶が立っておりました。
飛び込み営業が死ぬほど嫌いな私ですが、托鉢の僧侶は嫌いではないです。
と言うのも……別に宗教の勧誘をしてくるわけでもなく、高額の商品を買わされるわけでもないからね。
少額のお金をお鉢に入れたら、感謝されるし、スグに帰ってくれるので良いです。
ただ……私は薄い財布という、小銭があまり入らない財布を使っている関係で、だいたい小銭が無いのです。
そんな時に来られたところで出すお金がないので
- 生米でもいいのかしら
- 居留守使おうかしら
などと、悩むのであります。
お鉢にお米入れるのは抵抗があるからやっぱ小銭だよね。
そんな時に思ったんですよ。
托鉢の僧侶は領収書を持ってればいいのに!ってね
托鉢僧が領収書を持てば解決するのか?問題
領収書さえあれば、鉢に入れたお金を寄付として、確定申告に使えるのに!
そうなれば……
個人事業主の私としては領収書もらえて……WIN
僧侶としては、ちょっと多めのお金を入れられるので……WIN
これぞまさしくWin-Winの関係じゃないですかー!
そんなわけで、托鉢僧が領収書を持つことで高額寄付が可能なのかを調べてみました。
結論!宗教法人への寄付は確定申告に使えません
僧侶が領収書を持つことで、高額な寄付をして領収書をもらって確定申告に使う作戦が本当に使えるのかを調べてみた。
その結果……
どうやらダメっぽい(´;ω;`)
特定寄付金に該当することの財務大臣の指定がなければ、通常の宗教法人への寄付は、寄付金控除の対象となりません。
宗教法人の場合、指定寄付金として指定されるのは、その所有する国宝または重要文化財保護のための修理、防災施設設置の費用に充てるものだけです。
普通に寄付するのは全然論外ってわけね……残念(;´Д`)
まとめ
なんだよ~いい方法思いついたと思ったのに(;´Д`)
とりあえず、托鉢僧が来ても困らないように、小銭を用意しておくのと合わせて節税についても考えることこにします(笑)
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~ 赤ペソ先生(@spinf60 )でした。
追記:2017-06-20
お坊さんでありながら、フットバッグのパフォーマーでもある、ブログ仲間のへんもさん(へんもぶろぐ)から、托鉢について教えていただきました♪
托鉢というのは やってる方も修行なんですけど、払う方も修行なんですよ。
「見返りを求めない寄附行為」というところに、自分の執着からはなれる難しさを感じるわけです。
自分のもってるものを手放すトレーニングですね。
お坊さんが教えを説くことを「法施」といいます。
要はお坊さんは研究職なのでお金を生み出すことがないんですね。
研究した内容を一般の人に伝えることがお坊さんの仕事です。
その活動を支えるために、経済活動をしている一般の人が金銭や物品で僧侶に寄附するという形なのです。
「見返りに領収書をくれ!」とか言う私は、修行のスタート地点にも立っていなかったorz
追記2:2017-06-20
たまみか通信のたまのみかさんから、お鉢に生米を入れる方法を教えてもらっちゃった(笑)
こないだテレビで、袋にお米入れて渡してましたよ〜。
— たまのみか@大阪ブロガー (@tamanomika) 2017年6月20日
あー!これで米農家の私は小銭問題から開放された(笑)あいかわらずの俗人です……