こんにちは。赤ペソ先生(@spinf60 )です。
学校でもネットへの接し方を教えてくれているけど、改めて自分の子供に教えるためのごく個人的な備忘録です。
たまに追記するかもしれない。
役立ちそうなら、使ってくださいませ。
個人情報の問題
バレないと思ってなんでも書いたらダメ
掲示板やYouTubeなどに本名を書いた事はない?ハンドルネーム(ニックネームみたいな仮の名前)書いた?
『ハンドルネームを書いたから大丈夫』と、安心してはいけないよ。
インターネットの世界は匿名(名前がバレない)と思っているかもしれないけど、完全な匿名では無いんです。
インターネットに接続できるモノ(スマホや、自宅の回線)には、『IPアドレス』っていう住所が割り振られている。
インターネットに接続している機器には必ずある。
ここから、おおまかな住所がバレてしまうことがあります。
名前も住所もバレてないと思って、○○に爆弾を仕掛けた…とか、殺人予告、脅迫、悪口を書き込んじゃうと、警察がすぐに動いて逮捕されます。
逮捕されると、自分だけでなく家や学校にテレビ局がやって来て通常の生活が送れなくなるし、間違いなく今いるところには住めなくなります。
本当にやめましょう。
ネット上に載った個人情報は二度と消せないと思え
今、持っているスマホは『位置情報サービス』というのを使うことができます。
地図で検索すると自宅が出たり、現在地の天気が表示されたりして便利です。
ただ、使い方を誤ると大変。
例えば自宅で『お気に入りの本』の写真を撮ってインターネット上に載せたりすると、その写真から自宅の場所が割り出されることもあります(位置情報を記録しないような設定になっているか確認が必要だね)
また……騙して住所や家族の情報を聞き出そうとする人もいるので気をつけて。
最近は、自分でも気づかないうちに個人情報をアップロードしている場合が多い。
インターネット上に表示された情報を削除するのは、ほぼ不可能と考えておくこと。
写真や個人情報については本当に気をつけなければいけない。
バイト先で冷蔵庫に入ったり、ふざけた画像や動画をTwitterに投稿する問題があったけど、本人は学校を退学になったり、バイト先のお店が潰れてその損害を家族が払わなければいけなくなったりします。
そうするとね、楽しい未来は無くなります。
SNSの問題
SNSや掲示板には『なりすまし』が多い
男が女のフリしていたり、おっさんが中学生のフリしてたりすることはザラにある。
また……あなたになりすまして、陥れようとする人もいる
ネット上にいる人の全てが、良い人ではない。面白がって不愉快なことをする人もいる。
掲示板で仲良くなった女の子と会うつもりで行ったら実際にはおっさんで、監禁されたり、事件に巻き込まれることなどもあるようです。
ホイホイ知らない人に会ってはいけない。
知り合いのLINEでも、不正アクセスで乗っ取られることもある。
友達のLINEから『iTunesカード買ってきて』みたいなメッセージが来たら100%乗っ取られている
文字だけのコミュニケーションは誤解が生まれやすい
学校でのコミュニケーションは対面で会話して行われるけど、インターネットだと文字でのやり取りがほとんどだよね。
- 文字のコニュニケーション
- 電話などの音声コミュニケーション
- 対面コミュニケーション
この三つでは、
対面 > 電話 > 文字
の順番で、思っていたことが伝わりにくくなる。
顔を見て話していれば、口調や表情、語気などの情報で
『今日は機嫌悪そうだから、あまり話しかけないほうが良さそう』とか
『今日はなんか、すごく機嫌良さそう♪』とかわかるよね。
けど、電話だと少しわかりにくくなるし、文字だけだと誤解だらけになる。
例えば、掲示板サイトに
『やめたほうがいいよ』
という文字が書かれていたとする。
前の文章にもよるけど、書き込んだ人が
- 怒っているのか
- 親切心で言ってるのか
- ふざけて言っているのか
日頃付き合いがあっても文章だけではわかりにくい。
そこら辺をよく理解しないままに返信をすると余計なこと言って、かえって怒らせる可能性も出てくる。
誹謗中傷には参加しない
誹謗中傷に巻き込まれたら、ネットを見ないようにしよう。
わざわざ疲れる世界に足を踏み入れる必要はない。見なければ幸せ。
それ以前に誹謗中傷に足を踏み入れないのが一番だけどね。
戦いに負けない方法は、戦わないことです。
Twitterは登録時に勝手に知り合いを探すから気をつけろ
知られたくない人にも情報公開されるから気をつけろ。やらないに越したことはないが、メールアドレスで検索しないように設定したほうがいい。
一応設定方法書いてるので、Twitterやる時は設定確認してね。
非公開のグループでも画像・動画の公開には気をつけろ
LINEやFACEBOOKなど、非公開にしているグループでも画像の投稿には本当に気をつけたほうがいい。
グループ内の誰かがネット上に流す可能性が100%ある。
面白そうだからシェアとか、これはちょっと……でシェアとか、どういう意図でシェアするかはわからないけど、勝手に流されるものだと思っておきましょう。
さっきも書いたけど、バイト先のコンビニで、アイスの陳列棚に入った写真を撮って学校を退学になったり、コンビニから損害賠償請求された例もある。そうなると、その後の未来は絶望的です。ふざけて撮った写真で社会的に問題になりそうなものは絶対に投稿してはいけない。
チェーンメールは送らないこと
「このメールと同じ内容を5人に送らないと不幸になります」みたいに、やたらと沢山の人情報を拡散させようとするメール(メッセージ)を『チェーンメール』と言います。
『不幸になります』だけじゃなく、善意の場合もあるのでちょっと難しい。
- 『この画像を10人に回すと幸せになります』
- 『鉄腕ダッシュの企画で、メールが届くのをテストしています』
- 『○○で地震が発生して大変だから、知り合いにすぐに回して』
こんなのも実はチェーンメールです。
災害情報などのメールやメッセージが届いた時は、一次情報(情報が発信されたところや、信頼できる情報源)を探したほうがいい。
それにしても『不幸の手紙』やら『幸せの画像』をデジタルな情報で送ってどうしたいのかなと思うね。
『すぐに○○しろ』と警告するのはだいたいサギ
- 「アナタは有料会員になりました、スグに10万円払って下さい」
- 「登録解除するために○○に電話して下さい」
みたいな感じで、やたらと不安な気持ちにさせたり、焦らせる言葉を使う警告文は、だいたい詐欺。
もしインターネットを見てて、そういう表示が出てしまったら、恥ずかしがることはないので親に教えてください。
電話・メールすると、ホントにお金払わなくちゃいけなくなるので気をつけろ!
お金払え!って警告されるけど払ったらどんどんお金取られることになるから、親に相談したほうがいい。
と言うのも、20年近くインターネットをしている親の方が何度もその警告文を見ている(笑)
歩きスマホや自転車スマホは厳禁
自転車でおばあちゃんにぶつかって、1億円近い賠償金を払わなくちゃいけなくなった事故があります。
自転車を運転中や、歩きながらのスマホは事故を起こしたり事故に巻き込まれたりする危険性があります。
本当に気をつけましょう。
最後に
『ネチケット』と言うのもしらべてみて。
インターネットってのが流行り始めたのは20年位前で、その頃は今みたいにスマホとかも無かった。
今はスマホやゲーム機から簡単にインターネットにアクセスできるよね。
種類は違っても、掲示板やFACEBOOKのようなサイトは昔から存在していて、昔から色々なトラブルが発生していた。
そういうのを見て経験しているので、ものすごいトラブルに巻き込まれる前に知っている人に話を聞いておいたほうがいいと思ってアドバイスでした。
総務省にインターネットのトラブル事例集があるから、コレも目を通しておいたほうがイイよ。
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~ 赤ペソ先生(@spinf60 )でした。