見た目は大人、頭脳は子供。ども、赤ペソ先生(@spinf60)です。
最近やたらと『大人の』が気になるお年頃
40代50代を対象とした、おとなの自動車保険と言うのがあるわけですよ。
そうかと思えば、おとなニキビとかいう言葉もあったり、昨年で終了していますが、ファミリーマートは、おとなコンビニ研究所というプロジェクトで、おとな世代向けの商品開発やサービス開発を行っていました。
私、この『おとな世代』ってのがどうも違和感しか無いんですよね。
おとな世代ってのが、たぶん40~60代のことを表しているのは何となくわかる。
(メインターゲットはおそらく団塊世代じゃないかな)
ただ、『大人』という言葉と、『世代』という言葉をくっつけちゃうのはいかがなものかと思うんですよ。
これだと成人しているのに20~30代はまだまだ子供ってことかい?と思うんですよ。
20代30代、何なら40代の若い人はもっと怒ってもイイんじゃないのかな
『母ちゃん!いつまでも子供扱いするなよ!』ってね。
あ、それはいつもの事でしたか。失礼。
表現の問題
私が子供の頃を思い出すと、当時の父や母はもっとちゃんとしていたというか、大人らしかったなと思う。これは多分、記憶補正もあるとは思うけど(笑)
ちょっと待って!言い方を変えるわ。
昔のお父さんや母さんっていうと、すごくおっちゃん、おばちゃん感が出てた。
ちびまる子ちゃんのお母さんや、のび太のお母さんのイメージね。
子供の年齢から逆算すると、多分彼女たちは30代じゃないのかな。
それに比べると、今のお父さんお母さんは、おしゃれで若々しいので、昔の人から見たらまだ子供かもしれないな。
本来、45~64歳を中年と呼ぶらしい。同様に、31歳~44歳くらいは壮年と言うらしいのだけれど、現在のイメージでは45~64が壮年と言ったイメージだね。
全体の寿命が伸びて、上の方に表現をシフトしていった結果今までの表現ではカバーできなくなって『おとな世代』という言葉が生まれたのかもしれないなと思う。
まとめ
そもそも、『おとな世代』という言葉がどこから出てきたのかってのが、調べても今ひとつわからなかったのですが、出どころとして一番近いのは、博報堂エルダーナレッジ開発の『新しいおとな文化研究所』というところではないかなと思います。
HOPE – 博報堂エルダービジネス推進室
人生を前向きにとらえ、若々しくありたいとする新たな40~60代を総称して「新しい大人世代」と名づけ、彼らの志向や生活を探る様々な調査を実施しています。このたび、全国の40~60代の男女3708名に向け …
いま中高年の意識が従来の常識から大きく変わろうとしています。「博報堂エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所」では、人生を前向きにとらえ、若々しくありたいとする新たな40~60代を総称して「新しい大人世代」と名づけ、彼らの志向や生活を探る様々な調査を実施しています。
31~44歳の壮年って言葉も全然イメージと合わないから、おとな世代みたいな言葉が生み出されるかもしれないけど、やっぱりちょっと違和感だよね。
20歳に成人して40歳までは、一体何なんだよッて感じですよ。18歳から選挙できるようになって、社会に参加できるというのに40歳以上になるまでは、まだまだ大人じゃないですよ的なのがね、なんか変な感じ。私まだピチピチの41歳なので、おとな世代かどうか微妙なライン(笑)
とりあえず、若い世代にピッタリくる◯◯世代をさっさと作って欲しいね。なんかモヤモヤするわ。
ちなみに、私だったら『もうおとな世代』にするね(笑)
タメになったねぇ~。タメにならなかったよぉ~。
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~