だいたい、結論を急がせようとしている場合ろくな話はないね。
オレオレ詐欺をみてわかるように。
もう焦るのさえも疲れた、赤ペソ先生(@spinf60)です。
とかく世間はスピード重視
私たちは、何かと変化の激しい時代に生きています。
連絡手段がポケベルから携帯電話、携帯電話からスマートフォンに移り変わっていき、また、インターネットが大いに活用されるようになって、スピード重視といいますか、どこにいても相手の要望に答えなければいけないような空気の、そんな世知辛い世の中です。
けど、ちょっと立ち止まって考えてみて。
本当にそのスピード、というかスピード感は君に必要なの?
必要以上にあせらされていないかな?
確かに、電化製品や医療分野、日々技術は進歩していて、それらを駆使する人は同様のスピード感を求められて、私たちはその技術の恩恵にあずかるのだけれど、恩恵を受ける人までもがそのスピード感に合わせる必要があるのかなと。
たとえばね、
どこかに旅行へ行こうと考えた時。
- 目的地まで早く行って楽しみたい人
- 目的地まで行くのさえも楽しみたい人
この二者では、移動手段も変わってきますよね。
前者は新幹線や飛行機を、後者は鈍行列車やバスの旅かな。
どちらも『旅行をする』『目的地に行く』というのは同じで、どちらがイイとかいう話ではないの。 こういう考え方が違う人達が一緒に行動すると、どちらも焦る状況になるんじゃないかなと思って。
早く行きたい人は、時間に間に合わないから焦るし、
ゆっくり行きたい人は、ゆっくり楽しみたいのに急かされる事で焦る。
というようなことがね、往々にして社会で起きているわけですよ。
あれ?ごめん、ちょっと待って。
そもそも、『あせらされている』んじゃなく、『自分で勝手に焦ってる』んじゃないかな。
焦る気持ちをコントロールできていないんじゃないかな。
焦ったら負け
私の場合、物事を焦って決断した時は、だいたい失敗している。
焦る気持ちというのは、なんだろう?
私は、わりと考えるのに時間を必要とする人間で、返答するのに相手を待たせてしまう事が多々ある。
例えば手書きで書類を書く時など、普通はそこまでひどい字ではないんだけど、焦って書くと大体汚い字になる。それで、また申し訳ないなぁと思うんだよね。
けど、よく考えるとほんの少し待ってもらうだけで綺麗な字で出せるのならば、待ってもらったほうが自分も納得行くし、相手も『うわっ汚っ。なんて書いてあるの』なんてことにはならないと思うんだよね。
こういった場合は、自分で勝手に焦っているパターンだよね。
とは言ったものの、相手がいて自分の思い通りに運ばなくて焦ったり、部下が思った通り成長しなくて焦ったり取引先から見積もりを急かされたりなんてことは良くある話でね。見積もりなんて自分と相手だけじゃなく上司の許可も必要だったりして全然思い通りに行かないしね。
私は、そういう焦る場面では『あせるなあせるな』と言い聞かせることにしてる。
一休さんの『ひとやすみひとやすみ』みたいな感じでね(笑)
ま、諦めてると言い換えてもいいです。
だって、焦っても自分ではどうにもできない要因はどうにもならないもの。
ただ、自分ができる最善の努力はするけどね。それ以上はもうどにもならない。
どうにもならないものに、ヤキモキするから焦っちゃうんじゃないのかなと思う。
今日のまとめ
石崎ひゅーい ピーナッツバター(歌詞)
私この曲がホント好きです。歌詞の冒頭の部分がね。
あせんな平凡な毎日が凡人を天才にするから
でもそのうち恩人を忘れたら優しくしかっておくれよ
スピード重視で、すぐに結果を欲しがる社会ですが、焦らなくても毎日を繰り返していれば、きっと天才になれるような気がしてます(笑)。
人間は本来、歩く速度と考える速度が同じなのじゃないのかな~と私は思う。
散歩をしている時にイメージが湧きだしたり、発想がまとまったりっていうのは、歩くことで脳が活性化するからだけど、少し急ぎすぎなんじゃないのかな。 余計なお世話か(笑)
体の健康だけじゃない!歩くと「頭が良くなる」理由まとめ。【脳科学】 – NAVER まとめ
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~