『普通』って一体なんだろうね。
こんにちは。ふつうの自宅警備員、赤ペソ先生(@spinf60)です。
きっかけは、子供のひとこと
夕食のあと、炊飯器にご飯があまっていたのでおにぎりを作ってました。
なぜ、おにぎりを作っていたかというと、おにぎりにすると子供がよく食べるんです♪
茶碗に入っていたものが形を変えただけなのに、次々と胃の中に吸い込まれていくの。
で その時おにぎりは、焼き海苔を巻いた塩おにぎりだったんですが、
『ちょっと塩をつけすぎたかな~』と思って
「どう?しょっぱくない?」と子供に聞いたんです。
すると、その返事が…………
「ふつう」ですよ、奥様!
なんですか普通て。
しょっぱく無いか聞いているのに、ちょうどいいとか、薄いとかじゃなくて普通て!
ふつうってなんだよって話ですよ。
普通とは
ふつう【普通】
一
( 名 ・形動 ) [文] ナリ
① いつでもどこにでもあって,めずらしくない・こと(さま)。 「日本に-の鳥」
② ほかとくらべて特に変わらない・こと(さま)。 「ごく-の家庭に育つ」 「 -ならもう卒業している」
③ 特別ではなく,一般的である・こと(さま)。 「 -高校」
出典:大辞林 第三版
よくみかける『普通』ですね(笑)
あなたが信じている『普通』は、誰の普通なの?
わたしたちは、わりと簡単に『普通』という言葉を使います
上記の引用を利用するならば『普通の家庭』、『普通なら卒業している』。
『普通の暮らし』とか『普通は仕事している時間なのに何やってるの』(よく言われる(笑))とかね。
わたしはその普通にすごく違和感を感じる。
そもそも、ふつうなんてどこにも無いんじゃないかな?
誰もが同じ生活・同じ状況であれば、『普通』が存在しても良いかもしれないけど、普通と言うのは耳ざわりのいい逃げ口上じゃないかと思う。
アレと同じ。
子供がゲーム買って欲しい時とかに言う『みんなやってるから、ウチも買って』の『みんな』と。
親だったら「その、みんなって誰なの?」と子供に向かって聞くけど
「その普通って誰の普通なの?」と聞いてもいいんじゃないかな?
やたらと『普通』を持ち出してくる人は、その人にとって都合のいい基準が、その『普通』であって、それは私の基準じゃないし、それ以前にそもそもそれが『普通』だとは限らないの。
すべての人が環境違うわけですし。
40歳のわたしが普通の仕事を辞めた話
わたしは2014年に正社員の仕事をやめて、今は契約社員をしながらブログを書いたりバイトしたり、なんか曖昧な感じで仕事をしています。一応フリーランス。
給料は正社員だった頃の半分以下に減って、現在、盛大にマイナス成長をつづけています(*_*;
ただ……お金がない代わりに、自由な時間・ゆっくりと考えることができる時間をかなり多めに持っている。
ヒマな時間の合間に仕事してる……というか、自分の為の仕事を作ろうとしているというかね。
普通の暮らしをするには普通にサラリーマンをして、普通に定年をむかえて、年金をもらって暮らせば良い。なんて言われていたのはとっくに昔の話。
年金の支給年齢はどんどん上がるし、そもそも支給されるのかも怪しい……と思いながら、わたしも年金を納めている。
わたしが仕事を辞めたのは40歳。
転職は35歳くらいが限界……といった話もあるけど、それも誰かが決めた『普通』。
40歳の私が考えたのは
仮にこのまま定年まで勤めたとして、その後の自分に何が残るのかな?ということでした。
何度考えても、定年後に別の仕事をできる可能性が無いの。
いや~びっくりしたね、絶望ですよ。
会社にこき使われて、退職金も雀の涙。
退職金だけでは生活できないから、退職後に再就職の口を探さないといけないけど、活かせるものが何もないの。ビックリ。
その時、『定年目前にしてあわてて仕事を作ろうとするより、頭の回転が早くてフットワークも軽い40歳で辞めたほうが絶対イイ』と思って、思い切って退職しました。
その結果……いまだ仕事を作っている途中なので、生活苦ですけどね(笑)
笑っている場合ではない(*_*;
ただ……仕事を辞めて、のんびり考える時間が増えた今おもうのは
普通とか常識という言葉が出たら疑ったほうがいいということ。
東日本大震災の時にも思ったけど、今まで常識と言われていたものが簡単に壊れる時代に、普通や常識を信じても全くあてにならない。
もっとよく目をあけて世界を見渡せば、普通ではない働き方なんていっぱい転がっている。
わたしは『逆に普通じゃない生活をしてやれ』とさえ思ってる。
普通っていう船に乗っておけば、みんなと一緒に進んでるから気が楽だけど、その船が急に普通じゃなくなった時に困るのは自分自身だよね。
今まで何も考えずに流されてきたんだからしょうがない。
自分の価値観で物事を測る。自分の普通を作らないとダメだよね。
そんなわけで、自分の価値観で仕事を作ろうとしている私の机には、仕事のアイデアに関するメモが貼ってあります(40代の忘却力はすげーのよ(笑))。
武田鉄矢さんがラジオで書籍を紹介していた際に出た言葉で、発想のコツ、というもの。(その書籍名は失念しました(*_*;)
- 普通を疑う
- 置き換えてみる
- 毎日、小さくても少しでもよいから何かを作る
普通と思われているもの・普通に受けているサービスは、本当は普通じゃないと考えた時、そこから生まれるアイデアがあるということです。
あと、毎日小さくても……の方は、私の場合このブログとYouTube、あとWeb製作とプログラミングの勉強。
ブログは文章力を磨くための実験の場で、YouTubeも同様に仕事にするための実験的な要素を持っています。
まとめ
わたしは20年後から先の仕事を作っているのだ
ホントにやりたい事のためなら頑張れる気がするよ。20年後のための仕事作ってるわけだしね(笑)。
みなさんも、今の会社で疲弊しているんだったら……仕事やめろとは言わないけど、違う仕事に目を向けてみてもいいのかもしれないですよ。
求人サイトのリクナビNEXTは、自分の強みを調べることができます。
強みを知っておけば、どんな環境に行っても戦えるよね。
そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~