ネット上と現実の境界がなくなってきたような感覚……
こんにちは。赤ペソ先生(@spinf60 )です。
ブロガーのhagexさんが刺殺された事件について書くつもりだったんですが、なんというか、ここ数日考えているフワフワした全然まとまりのない話をします。
ブロガーが刺殺される事件が発生した
福岡でブロガーが刺し殺されたというニュースが流れた。
わたしが知ったのは事件発生の翌日で、Facebook経由だった。
『ブロガーが刺されるなんて、そんな物騒な事ある?どんなブロガーだよ』と、ブロガーが刺されるなんてどんな世の中だよ……と思ったんだけど、刺されたのがhagexさんだと知って『いつか訴えられるだろうと思ってたけど、まさか殺されるとは……』と思った。
参考リンク
hagexさんは、現実世界に出てくるべきでは無かった
はてなブックマークという、インターネットにアクセスできる人なら誰でも見ることができるブックマークサービス(ソーシャルブックマーク)がある。
そのはてなブックマーク(通称 はてブ)で、目にする機会が多かったのが hagexさんのブログだった。
わたしは、hagexさんの知り合いでは無く、たまに「はてブ」経由でブログを見る程度。
そんな、ほぼ一見さんの私が、hagexさんのブログを見て思ったのは……。
- 他人をバカにする表現が多いけど、これ大丈夫なのかな?
- いつか名誉毀損で訴えられるんじゃないの?
- て言うか、ネットばっかり見てる引きこもりの人かな?
2ちゃんねる(5ちゃんねる)の抜粋記事が多かったけど、他のブロガーをバカにした炎上ネタを多く書かれていたのであまり好みではなかったし、いつか訴えられるだろうなぁ……と思っていた。
ものすごい量の情報をまとめていたので、よっぽど暇な人なのかな?と思っていたら、実際のhagexさんはインターネットセキュリティ関連の社員だったそうで、むしろそちらに衝撃を受けた。
と同時に『訴えられるかも……と思ってたけど、殺されてしまったか……』というのが正直な感想。
殺人を犯した犯人が一番悪いけど、今回の犯行に及んだ人だけなく、別の誰かに刺されてもおかしくないブログだったように思う。個人を悪し様に扱う様子が好みではなかった。
ただ、殺されるほどだったのか?というと疑問は残る。
わたしは『インターネットで暴れまわっている人は、徹底的に個人情報を隠してリアルに出るべきではない』と思う。
自分を嫌いな人が山ほどいる可能性を考えて、自分の居場所が分かる場所に出るべきではない。
もし現実の世界に出てくる前提ならば、ブログでは個人攻撃や非難をすべきではないと思う。
hagexさんは、現実世界に出てくるべきではなかったのだ。
ネット上での情報発信で気をつけること
普通にブログを書いている人は、突然殺意を向けられることは無いと思うのだけど、今回の事件を見て改めて感じたことを書く。
個人攻撃すべきではない
これに尽きるんじゃないかと思う。
現実世界で面と向かって悪口言う人っている?そんな状況って、現実世界なら相当ヤバイ状態だよね。
ブログで個人攻撃する人って、自分が優位に立ちたい意識が垣間見えて好きになれない。
その点、聞こえるように悪口を言う人のほうが、誰が言っているのかわかるだけマシな気がする。
いや、ま、悪口言う人めっちゃ嫌いだけどね。
ネットで個人攻撃してると、松居一代さんみたいに名誉毀損で書類送検されるかもしれない。
自分の個人情報は徹底的に隠す必要がある
今回の事件では、hagexさんがセミナーを開くという情報を発信していたことで『セミナーの時間帯には確実にその場所にいる』ということがわかってしまったことで、犯行につながったと思う。
他人から恨みを買っている人は、リアルタイムにどこにいるのかわかってしまうと命の危険にさらされる。
恨みだけではなく、顔出しでブログを書いたり動画配信している女性は、自分の居場所、移動先がわかってしまうと、ストーカーなどの危険性もある。
インスタグラムの位置情報とかホント嫌い。
リアルタイムに「今ここにいまーす」とか危険すぎる。
まとめ
インターネットはワイドショー番組と同じだと思う
「テレビのワイドショーは、芸能人の不倫の話とか、どの局も同じような事を繰り返し放送していて見るに値しない」と思う。
ただ、わたしはインターネットも同じだと思う。
媒体が、雑誌からテレビに移り、そこからインターネットに移っただけで、週刊文春・ワイドショー・インターネットの炎上、結局どれも人の揚げ足取りをとったり、自分より他人を低く見ることで優越感を得るだけのもので、下世話な野次馬根性でなりったっているんじゃないかと思う。
今回のブロガー刺殺事件も、インターネットというワイドショーに取り上げられて、スグに消費される一つの出来事でしか無いように思う。
以上、雑多な考えでした。