太陽光発電で売電することに懐疑的。
こんにちは、赤ペソ先生(@spinf60)です。
なぜ懐疑的なのかというと……。
上の画像をよくごらんください。
電気代の一番下の項目再エネ
コレがちょっとどうなんだ?って話です。
(それ以前に、電気代が高いのでどうにかしたい…)
再エネ賦課金とは
とりあえず、再エネ賦課金ってのが何なのか?
ちょっと調べてみました。
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。電力会社が買い取る費用を電気をご利用の皆様から賦課金という形で集め、今はまだコストの高い再生可能エネルギーの導入を支えていきます。この制度により、発電設備の高い建設コストも回収の見通しが立ちやすくなり、より普及が進みます。
ザックリ説明すると……
「太陽光発電をしているところから電気を買い取るお金が必要だから、太陽光発電していない家からも金もらいますよ~」ってことです……(;´Д`)
それって一体どうなのよ??って思いません?。
いやいやいや『お前のとこでどうにかしろよ』とわたしは思うんです。
それ以外にも売電に対する疑問が湧き出てきたのは、東日本大震災以降です。
東日本大震災以降の電気への考え方
わたし自身、東日本大震災以降電気の考え方が変わってきたように思う。
災害時、電気などのライフラインが分断された場合、何日間も電気が来ない事があります。
2016年の熊本地震でも、電気が完全復旧までに何日もかかりました。
一般的な太陽光発電は売電を目的としているため、自分の家で使える電気はほとんどないと言っても過言ではありません。
せっかく太陽光発電パネルが屋根に乗っているのに、災害時に電気が使えないというのもちょっと問題だし
もしも災害で電線が切断した場合、太陽光発電パネルから電気が流れタママの状態になり、とても危険です。
そんなわけで……電気を電力会社に売るのではなく
『電気の自給自足ってできないのかな?』
と考え始めました。
電力会社に頼らない電力システム≒オフグリッドシステムというものに興味を持ったわけです。
オフグリッドとは
オフグリッドとは
太陽光発電においてオフグリッド(オフグリッドソーラー)とは、送電系統(電線を伝って電力会社から家などに送られる電力網)と繋がっていない電力システムのことです。
太陽光発電においてオフグリッド(オフグリッドソーラー)とは、送電系統(電線を伝って電力会社から家などに送られる電力網)と繋がっていない電力システムのことです。 …
オフグリッドなどの太陽光発電で積極的な活動をされているのは、田中優さんです。
とりあえず……このラジオを聴いてください。
すごく興味深いから。
堤未果 x 田中優「電気の自給生活 完全オフグリッドライフ」2013.10… 投稿者 crescent421
『企業の方が電気代が安い』というのは聴いたことがあるんだけど、一般家庭のおよそ半分で 電力会社の主な収入は、一般家庭なんですって。
企業並みに安くしてくれたら、ウチだと4,000円くらいになるんじゃないか(;´Д`)
さすがに企業並みに安くしろとは言わないけど、もうちょい安くしてくれたまえよ。
そんなわけで、今回の記事は、オフグリッド発電に関しての備忘録です。
前置きが長ぇよ(^_^;)
私が考えをまとめるための備忘録なので、ページの引用多めです。
オフグリッドにかかる料金について
実際問題、太陽光発電をする場合、当然料金がかかりますよね。
売電する場合には、それで回収することができるのですが……
私は、そのお金が他の人の懐から来ていると思うと申し訳なく思うわけです。
こちらの記事によると、太陽光発電の完全自給自足(自分のところで発電して、自分のところで消費)というのは、採算に合わないと書いてありました。
記事で紹介されている佐藤さん夫妻については、こちら
佐藤さんご夫妻は元々節電されていたので……
一日の電気試料量が3kWh程度です。
この数値、実はかなり少なくて……一般的な家庭での使用量は12.7kWh。なので、4分の1。
ちなみに我が家は、だいたい10kWhってとこ。ウチと比較しても3分の1。
ということで、 単純に計算しても設置する場合には2倍以上の値段がかかりそうです。
遊ボッチ民さんにて、同時に紹介されている秋田さんのお宅だと 500万。
こちらは、1日の電気使用量を20kWhに設置しているので、もう使い放題(笑)
ただ、500万円と考えると、なかなかポンとは出せない金額……。
そもそも太陽光発電は効率が悪い
実際、太陽光発電よりエネルギーのロスが少ないのは、太陽熱温水器のようです。
- 太陽の光エネルギーを電気に変換する
- 太陽の熱エネルギーをそのまま蓄える
変換するよりもそのまま蓄えるほうがロスは少ないですよね。
我が家にも太陽熱温水器が屋根の上に載っています。
ただ、冬はとんでもなく寒くて、凍結するので水を抜いています。
(それで、燃料費のかかる冬は、温泉に行っているんですけどね)
春から夏にかけては、温水器のおかげで燃料費がかかりません。
けど、うちに設置しあるのは、もう20年近く使っていて、壊れそうなのでそろそろ買い直さないといけないかもしれない(^_^;)
調べたところ大体20万円くらいから、と言った感じですね。
太陽光発電に比べると安いこと(笑)
ちなみにこちらの商品だと、送料無料ですけど工事代が別にかかるみたい。
燃料費がタダ!今話題のエコ商品。太陽熱温水器は家計を助けます。電気を一切使わない水道直型… |
※追記:太陽熱温水器の自作について調べてみました。
まとめ
最近話題のHEMSは、オフグリッドではないようです。
HEMSとは「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)」の略です。 家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。 家電や電気設備とつないで、電気やガスなどの使用量をモニター画面などで「見える化」したり、家電機器を「自動制御」したりします。
太陽光発電パネルを設置するお金があれば、オフグリッドにしてみたいなと思っています。
ただ、そもそもお金がないので、借金してまで運用するものではないなと。
現在の売電を主にした太陽光発電であれば、早期に回収できるのだろうけれど、オフグリッドだと回収という発想ではないものね。
ちなみに、この自エネ組というところでは、100万円(+税)でオフグリッドシステムを売っています。ただ、100万台のだと一日の電気使用量は1.5~2kWhと、かなり節電しなくちゃいけないみたい。
そう考えるとやはり4~500万は必要なんだろうな。
オフグリッドに興味がある方は、田中優さんの書籍を読んでみるといいかもしれません。
電気は自給があたりまえ オフグリッドで原発のいらない暮らしへ (未来のあたりまえシリーズ) | ||||
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そんなわけできょうの備忘録はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございます。
またどこかの備忘録で(^_^)/~